FXの為替相場における要人発言の影響

民主党の介入支持は元財務大臣藤井裕氏であった。2009年7月にすでに同氏は円高における日銀の対応を次のように語っている。2009年7月6日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、為替相場が極めて異常な動きをするのであれば何らかの対応が必要になるとの見方を示した。ただ、現在の円高については、容認可能な動向と矛盾はしていないと述べた。

eurjpy(ユーロ円)の予想

先週は米国の金融緩和観測を背景としたドル売りと、スペインの格下げをきっかけとした悪材料出尽くしのユーロ買いで1.3790付近と3月以来の高値へ上昇。ユーロ円も114.85円付近と5月以来の高値をつけた。

 

日米の金融緩和観測を背景に欧州通貨が相対的に買われやすい地合。PIIGSの格下げがほぼ一巡しアク抜け感が出ているうえ、ECBの資金供給に対する欧州の銀行の依存度が低下し、金融市場の機能が回復しつつあることから、ユーロ自体の地合も好転しつつある。対ドル・対円とも上値を拡大する展開と見る。

 

なお木曜日のECBの理事会では政策金利の据え置き(1.0%)が確実だが、トリシェ総裁の会見が前回の「経済環境は不透明。見通しへのリスクはやや下向き」から上方修正されるか注目。

 

 

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最近の為替相場(FXは、ドル安が一段と進行した。米追加金融緩和観測が広がる中、米経済指標は強弱まちまちの結果となったが、市場は執拗にドル売りの姿勢を貫いた。人民銀の元高官が中国のドル離れを警告したこともその動きを強めた。ユーロドルは1.37台後半と半年ぶりの高値水準に上昇。今週もアイルランドの銀行国有化やスペインの格下げの報道が伝わるなど、ユーロ圏への懸念材料もあった。しかし、ECBは米金融当局ほど追加緩和の姿勢を見せておらず、消去法的にユーロが買われている側面も指摘されている。ドル円はも上値が重く、83円近辺へと水準を下げる動きだった。次週の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待や介入への思惑もあったがドル安の流れは根強かった。米緩和期待やドル安にともなって原油や金など商品市況が堅調、株式市場も高値水準を維持するなどリスク許容度は安定していた。